こんにちは!スタッフのKです。

 今回のテーマはプログラミング学習アプリ「Scratch」のご紹介ですです!「Scratch」はプログラミングで用いる様々な機能を視覚的に学ぶことができ、世界中のプログラマーの多くが愛用している学習アプリです。

 前回ご紹介した「ScratchJr」は「Scratch」を使う前段階として5〜7歳向けに作られたアプリであるのに対して、「Scratch」は8歳以上が対象となっているため、より高度な内容を学習することができます。※ただし、「ScratchJr」はタブレット環境で利用しますが、「Scratch」はパソコン環境で利用します。

「ScratchJr」に比べて高度なプログラミングが学べる!

 命令ブロックを組み合わせてキャラクターを自由に動かすことで、自分だけのオリジナル作品ができるという点は「ScratchJr」と変わりませんが、命令ブロックのバリエーションが多くなるため、より複雑な動きをさせることができます。プログラミングの3要素である順次実行、反復実行、条件分岐に加え、変数の概念や論理演算子(+,−,*,/など)を学ぶことができます。また、多くの人が苦手とするxとyの座標の概念もわかりやすく学ぶことができるのも特徴です。

プログラミング学習が続かない3つの理由

 1つ目は、難しくて途中で挫折してしまうことです。このようなツールができるまでは、プログラミングは一部の「パソコンマニア」がするものでした。しかし、時代と共にプログラミングに対する考え方が変化し、子どもでも大人でも学習しやすい環境が必要とされています。2つ目は、何を使って学べばいいのかわかりにくいことです。市販の書店に行くとプログラミングに関する多くの書籍が並んでいますが、分厚くて手を出しにくかったり、内容も無機質なものが多い印象を受けます。3つ目は、学習しても具体的な進捗具合が測れないことです。確かにプログラミング学習は目的を掴みにくく、地味な作業であるためにモチベーションを維持するのが難しいものです。

 「Scratch」はこのようなプログラミングに対する「障壁」を取り除くために作られた学習ツールです。ひとつひとつの機能をわかりやすく理解できるため、継続的に学習を続けるのに適しています。お子様がいる方はぜひご利用ください!

Scratch : https://scratch.mit.edu/