こんにちは!スタッフのKです。

 今回のテーマはプログラミングを学習するときに大切な心構えについてご紹介します。

 小学生から中学生にかけてプログラミングの基礎を学び、本格的にプログラミングのコードを書けるようになるにはかなりの努力が必要です。独学で勉強しようとして書店に行くと、プログラミングに関する書籍は大量に立ち並んでおり、どれを選べばよいのかわからない印象を受けます。何とか1冊購入したものの、勉強が続かずに途中で断念してしまった方も多いのではないでしょうか。しかし、今から挙げる3つの心構えを持つことで、少しでも皆様のお役に立てればと考えております。

1、目標を持つ
 基本的にプログラミングを勉強しようとして書店で「基礎から!」や「入門編!」のような書籍を購入してしまう方は、購入を考える前にまずは目標を持つべきです。例えば、スマホ上のアプリを作ることを目標にしたり、オリジナルのウェブサイトを作ることを目標にするなど、どこをゴールに持ってくるのかを定めてから学習を始めたほうが効果的です。確かに、入門書で基本的なコードを使いこなすようになることも大切ですが、ほかの勉強のように試験があるわけではありません。

 そこで、まずはゴールとなる目標を設定し、そのために必要な知識を重点的に調べながらインプットしていくのが効果的です。また、ゴールは具体的であればあるほどアクションプランを組みやすく、計画的に学習を進めることができます。

2、誰かと一緒にする
 プログラミングというと1人でコツコツとパソコンに向かっているイメージが浮かぶのですが皆さんはいかがでしょうか。いくらコツコツ続けていても相当な努力家でない限り、どこかでモチベーションが切れてくると思います。仮に、1のように目標を持つことをクリアしたものの、目標が大きすぎてをゴールまでの道のりが長ければ長いほど困難であるのは言うまでもありません。

 そのため、プログラミングを勉強する際は、必ず同じように勉強している友達と一緒に協力しながら進めていくのが効果的です。プログラミングでは、無意識のうちにエラーが頻繁に起きるため、どこが間違っているのかになかなか気づけない場合があります。そういう時に、友達と相談することで見落とした点を指摘してもらえることもあります。コードの書き方は1通りではないため、思考によって何通りもの答えが考えられるわけですから、1人で勉強するよりも効率がよいのがわかります。試行錯誤で悩んでいる時間も大切ですが、それによって先に進めずにモチベーションが切れるのも勉強が続かない原因のひとつではないでしょうか。

3、実践しながら進める
 プログラミングを勉強しているときに必ずと言っていいほど陥るのが、自分の実力がどの程度ついたかが把握できなくなることです。数学や英語であれば、テストを受けて、今の実力を知り、間違えた個所を重点的に復習することができますが、プログラミングではそのような方法ができません。それでも、少しずつでも成長が実感できなければ、モチベーションを保つのが難しくなります。

 最も効果的な方法は、コードを学んだら自分で書いてみて、自分の思ったように動作するかを確認しながら進めていくことです。参考書を見ながら勉強をする場合も、常に覚えたコードをアウトプットする意識を持って勉強することでどこまで理解できているかを把握できます。また、自分が目標としているゴールに関連するものを作ってみることで少しずつゴールに近づけていくことも大切です。

 これら3つの心構えに共通しているのがモチベーションの維持です。プログラミングの勉強において、最もネックになるのがこの部分になると考えられます。皆さんも、ぜひこの記事を参考にして、プログラミングにチャレンジしてみてください!

参考 http://top.tsite.jp/news/buzz/o/30536558/