こんにちは!スタッフのKです。
プログラミング学習法の多様化
2020年度からプログラミングが学習指導要領に組み込まれることが決定しましたが、そもそも、PCでコードをタイピングするためにプログラミングを学習するわけではありません。方針を発表した政府の見解は、プログラミングの思考法をほかの教科や学習で使えるようにすることを主眼としています。
また、プログラミング学習では必ずしもパソコンやキーボードを使う必要はありません。以前にもご紹介したような「コンピュータ・サイエンス・アンプラグド」(参考 http://wp.me/p84eNL-1z)など多様な学習法が考案されています。私自身、この考え方には非常に共感しており、今後、普及が広まっていくのではないかと考えています。そこで、今回からはお子様のためのプログラミング学習用玩具について、いくつかご紹介していきたいと思います。
遊びながらプログラミングが学べる玩具
私が今注目しているのが英PRIMO社のCubetto(キュベット)という玩具です。Cubettoは3歳以上のお子様向けのプログラミング学習用玩具で、国際的な賞を数多く受賞するなど、すでに約90か国の子どもたちに使われています。日本でも今月から発売が予定されており、専用ページで購入予約ができます。価格は30,000円程度。日本語版公式サイトはこちら → https://www.primotoys.com/ja/
対象年齢が3歳以上であるため遊び方はシンプルで、ワールドマップと呼ばれるシート上でかわいらしい木製のロボットを動かして遊びます。この玩具にはロボットを動作させるためのブロックとボードが付属しています。前や右などの矢印が描かれたブロックを木製のボードに埋め込むことでロボットに一連の命令がプログラムされます。ロボットはそのブロックの順番通りに動作し、マップ上を移動します。このように遊びの中で、自然に論理的な思考の流れを理解できる点が魅力的です。
今回はCubettoについてご紹介しましたが、次回からもユニークなプログラミング学習用玩具をご紹介します。お子様がおられる方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです!