こんにちは!スタッフのKです。
クリスマス間近ですね! 今週末はクリスマスです!街中はイルミネーションでライトアップされ、至るところでクリスマスソングが聞こえてきますが、よく耳にする曲でも誰の何という曲かわからないことは往々にしてあると思われます。
その際に便利なアプリのひとつとして「Shazam」があります。使い方は簡単で、流れている曲の一部を録音することによって、その曲の詳細を検索できるというアプリです。特に普段から音楽をよく聴く方の中には、すでにご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。最近では、好きなアーティストのアカウントをフォローすることで、そのアーティストが聴いている曲を調べられるようになりました。
(Shazam → https://www.shazam.com/ja)
鳥を判別するアプリ!
今回は「Shazam」に関連して、少しユニークなアプリをご紹介します。私たちは街中で音楽を耳にするのと同じように様々な鳥を目にしています。おおよそ地域によって鳥の種類は様々ですが、中には普段見かけないような珍しい鳥に出会った経験があるかもしれません。
もし仮に、色鮮やかな美しい鳥を見かけた時に、何という鳥なのかと気になってしまう性格の方もいらっしゃるのではないでしょうか。私も気になってしまう性格です。(笑) そのような方のために「Merlin」というアプリがあります。このアプリも「Shazam」と同じ仕組みで、見かけた鳥をなるべく近くで写真を撮ることによって、種類を検索してくれるというものです。写真がうまく撮れないことも想定されているため、アプリで判別できない場合は質問項目に答えて検索することもできます。
このアプリを制作したのはアメリカの大学生愛鳥家チームで、今後は鳥だけでなく虫や植物など、対象領域を広げてオープンなプラットフォームを作るための研究を重ねていくとのことです。
(Merlin → http://merlin.allaboutbirds.org/)
このアプリから私が感じること
今回、「Merlin」をご紹介したのはアプリの宣伝のためではありません。注目したい点は学生が自分たちにとって役立つプラットフォームを自分たちで作ってしまったというところです。このアプリは全ての人の生活において需要があるとは言えないでしょう。 仮に街中でふと鳥を見かけたとしても、そもそもアプリをインストールしておく必要がありますし、起動している間に逃げられる可能性もあります。(笑)
しかし、野鳥に興味のある方がバードウォッチングをする際には活躍する画期的なアプリです。このように対象範囲は様々ですが、ICTの力でこうしたニッチなニーズにも細かく対応できるようになり、世の中はどんどん便利になっていくことでしょう。
このアプリを制作した大学生チームはプログラミングひとつで自分たちにとって便利なシステムを作りました。ここに表れている「便利なシステムを望むなら自分で作ってしまえばいい」という考え方はこれからの時代のキーワードになってくるのではないでしょうか。
(参考 http://jp.techcrunch.com/2016/12/15/20161214basically-bird-shazam/)