こんにちは!スタッフのKです。

 今回はWeDo2.0を使って他にどのようなことができるのかをご紹介したいと思います!

遊びの中で身近な問題を考える

 前回はプロジェクトの入門として「A.科学探査機 マイロ」を制作しました。今回はより実社会での身近な問題について考える基礎プロジェクトの中から「1.引く力」をやっていきたいと思います。おそらく対象年齢は小学校低学年あたりでしょうか。基礎プロジェクトの上に応用プロジェクトがありますが、こちらは小学校高学年が対象年齢になってくると思われます。さて、どうすれば重いものを動かすことができるのでしょうか。

 ここで、写真の岩のような人間には運ぶことのできないものはロボットを使うことにより運べるようになることを学びます。さらに、そのロボットをどのように使えば運ぶことができるのでしょうか。それでは、説明を読みながら取り組んでいきましょう!まずは、組み立てるところからです。

 まずは本体が完成しました!これではまだものを運ぶことができません。

 完成しました!間はかなり端折りましたが、、(笑) 前回に比べて、少し構造が複雑でした。実際にタイヤを枠の中にいれて、以下のようなプログラミングを行うと無事に運ぶことができました。

 しかし、下図のようにおもりを増やして調査を行うために、タイヤを3つ同時に運ぼうとしましたがロボットがおもりに負けて運ぶことができませんでした。

 タイヤを変えてみると、タイヤを3つ同時には運べるようになりました!このようにして、調査と改善を行うことにより問題解決のプロセスを学びます。
プロジェクトはまだ途中ですが、ご紹介は以上になります。

話し合いながら問題を解決する

 今回は基礎プロジェクトの一例をご紹介しましたが、他のプロジェクトも重要な問題ばかりですので、一人で解決していくというよりは、むしろ友達や大人と相談しながら進めることによりコミュニケーションをとることが重要であると考えています。また、グループに分かれて調査結果と解決方法を発表をしあうのも効果的です。