こんにちは!スタッフのKです。

 今回は繰り返しをやっていきたいと思います。同じ動きを繰り返すだけの処理のどこが重要なのか?と言われそうですが、プログラミングを効率的に行う上では欠かせない処理です。

 ScratchJrを使って具体例を見ていきましょう。キャラクターを時計回りに3周させたいとします。その場合、ブロックをこのように組み合わせることで実行することができます。もちろん、これは正しい順次実行ですが、長ったらしく感じないでしょうか?


 では、もし仮に100周させたい場合、どうすればよいでしょうか。画面上にブロックが入りきりません。ここで繰り返しが活躍します。


 このようにブロックを組み合わせれば、同じ動きを少ないブロックで実行することができます。オレンジのブロックは、囲ったブロックを数字の回数だけ繰り返すというブロックです。つまり、一連の動作を3回繰り返していることがおわかりかと思います。この並べ方であれば、何周したい場合でも数字を変えるだけで対応することができます。

 他には、無限に繰り返す動作もこのようにして実行することができます。このようにブロックを並べると、キャラクターが右と左を無限に行ったり来たりします。ScratchJrで実際に作品を作る際は、繰り返しを上手に使うことで楽しさがアップします!